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全世界株式vs米国株式|2026年どちらを選ぶべきか
投資信託 ポートフォリオ

全世界株式vs米国株式|2026年どちらを選ぶべきか

2026-01-04
2026-01-04 更新

全世界株式(オルカン)と米国株式(S&P500)、2026年はどちらを選ぶべき?両者の違い、メリット・デメリット、選び方を解説します。

「オルカンとS&P500、どっちがいい?」「結局どっちを買えばいいの?」

投資信託選びで最も多い質問の一つです。

この記事では、全世界株式(オルカン)と米国株式(S&P500)の違いを解説し、2026年の選び方を考えます。

全世界株式と米国株式の違い

全世界株式(オルカン)とは

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)、通称「オルカン」は、世界約50カ国の株式に投資するファンドです。

特徴:

  • 約3,000銘柄に分散投資
  • 先進国+新興国をカバー
  • 時価総額に応じて自動調整
  • 信託報酬:0.05775%

米国株式(S&P500)とは

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、米国の大企業500社に投資するファンドです。

特徴:

  • 米国の優良企業500社に投資
  • Apple、Microsoft、Amazonなど
  • 世界経済の中心である米国に集中
  • 信託報酬:0.09372%

構成比率の違い

項目 全世界株式 米国株式
米国 約60% 100%
先進国(米国除く) 約27% 0%
新興国 約13% 0%
銘柄数 約3,000 500
読者
読者

オルカンも60%は米国株なんですね。

西山(資産運用アドバイザー)
西山(資産運用アドバイザー)

はい、現時点では米国企業の時価総額が大きいため、オルカンでも米国比率は高いです。ただし、将来の経済状況に応じて比率は自動調整されます。

過去のリターン比較

直近の成績

期間 全世界株式 米国株式(S&P500)
1年 +18% +22%
3年(年率) +12% +14%
5年(年率) +15% +18%
10年(年率) +12% +15%

※2025年12月時点の概算値。実際の数値は変動します。

過去10年は米国株式が優勢でした。しかし、これは将来を保証するものではありません。

なぜ米国が強かったのか

  • GAFAM(Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft)の躍進
  • テクノロジーセクターの成長
  • 金融緩和による株高
  • ドル高の恩恵

全世界株式のメリット・デメリット

メリット

1. 究極の分散投資

  • 1本で世界中に分散
  • 特定の国に依存しない
  • 長期では安定感がある

2. 自動リバランス

  • 時価総額に応じて自動調整
  • 米国が落ちれば他国が増える
  • 手間がかからない

3. 新興国も含む

  • インド、中国などの成長も取り込める
  • 将来の成長国を逃さない

デメリット

1. 米国に劣後する可能性

  • 米国一強が続けばリターンは劣る
  • 新興国の足を引っ張るリスク

2. 信託報酬がやや高い

  • S&P500より若干高い(差は小さい)

米国株式のメリット・デメリット

メリット

1. 高いリターン実績

  • 過去10年は全世界を上回る
  • 世界最強の株式市場

2. シンプル

  • 米国500社に集中
  • わかりやすい

3. 低コスト

  • 信託報酬がさらに低い

デメリット

1. 分散が不十分

  • 米国一国に依存
  • 米国がダメなら全滅

2. 将来の覇権交代リスク

  • 米国の優位が永続する保証はない
  • 過去にはイギリス、オランダが覇権国だった
歴史的視点

1989年、世界の時価総額トップ10のうち7社は日本企業でした。当時「日本株最強」と言われましたが、その後バブル崩壊で長期低迷しました。「過去最強=将来も最強」とは限りません

2026年、どちらを選ぶべきか

結論:どちらでもOK

正直に言うと、どちらを選んでも大きな問題はありません

両者の違いは、長期で見ればそこまで大きくないからです。

全世界株式がおすすめな人

  • 分散投資を重視したい
  • 米国一国に賭けるのは不安
  • 何も考えずにほったらかしたい
  • 新興国の成長も取り込みたい

米国株式がおすすめな人

  • 過去のリターンを重視する
  • 米国経済の強さを信じている
  • シンプルさを求める
  • 少しでもリターンを追求したい

迷ったら全世界株式

読者
読者

どうしても決められません…

西山
西山

迷ったら全世界株式(オルカン)をおすすめします。世界経済全体に投資するので、「間違いがない」選択肢です。米国が強ければ恩恵を受け、他国が台頭すれば自動で調整されます。

両方持つのはアリ?

結論:あまり意味がない

両方持っても、米国比率が高くなるだけです。

例:オルカン50% + S&P500 50%の場合

  • 米国比率:60% × 0.5 + 100% × 0.5 = 80%

結果的に「米国重視のポートフォリオ」になります。

どうしても両方持ちたいなら

比率を調整しましょう。

例:

  • オルカン 70% + S&P500 30% → 米国比率72%
  • オルカン 80% + S&P500 20% → 米国比率68%

ただし、管理が煩雑になるので、1本に絞る方がシンプルです。

まとめ

全世界株式と米国株式の違いを解説しました。

全世界株式(オルカン):

  • 世界約50カ国に分散投資
  • 分散重視、安定志向
  • 迷ったらこれ

米国株式(S&P500):

  • 米国500社に集中投資
  • 過去リターンは優秀
  • 米国を信じる人向け

どちらを選んでも、長期で続ければ資産は増えます。大切なのは選ぶことより続けることです。

よくある質問

Q
Q1. 結局どちらが儲かりますか?
A

将来のことは誰にも分かりません。過去10年は米国株式が優勢でしたが、将来も続くとは限りません。どちらでも長期で続ければ資産は増えます。

Q
Q2. 両方買うのはダメですか?
A

ダメではありませんが、米国比率が高くなるだけであまり意味がありません。管理の手間も増えるので、1本に絞る方がシンプルです。

Q
Q3. 途中で乗り換えてもいいですか?
A

できますが、売却時に税金がかかる可能性があります。どちらを選んでも大きな差はないので、一度決めたら続ける方がおすすめです。

Q
Q4. 新興国株式は別で持つべきですか?
A

オルカンを持っていれば、新興国も約13%含まれているので不要です。新興国比率を増やしたい場合のみ、別途購入を検討してください。