2月末に配当金や株主優待の権利が確定する銘柄を保有するための権利付き最終日は本日2月25日(水)です。
「気づいたら権利日を過ぎていた」というのは投資あるあるですが、1日遅れるだけで配当金がゼロになります。まだ間に合う方のために、権利確定の仕組み・注意点・2月の高配当株をまとめました。
権利確定日の仕組み
2026年2月のスケジュール
| 日付 | イベント |
|---|---|
| 2月25日(水) | 権利付き最終日(この日までに買って保有) |
| 2月26日(木) | 権利落ち日(この日に売っても配当はもらえる) |
| 2月28日(土) | 権利確定日 |
権利付き最終日に買って、翌日の権利落ち日に売っても配当はもらえるんですか?
はい、もらえます。極端な話、25日の大引け(15:30)までに購入し、翌26日に売却しても配当金を受け取る権利は確定します。ただし、後述する「権利落ち」のリスクがあるので、そこは要注意です。
2月末ではなく2月20日が権利確定日の銘柄(例:あさひ 3333)もあります。こちらはすでに権利付き最終日を過ぎています。銘柄ごとの権利確定日は必ず確認してください。
2月の注目高配当株
配当利回りランキング(2月権利確定)
| 銘柄名 | コード | 配当利回り | 最低投資金額 |
|---|---|---|---|
| プリモグローバルHD | 7773 | 5.5% | 約10万円 |
| 伊澤タオル | 7619 | 4.8% | 約8万円 |
| チヨダ | 8185 | 4.86% | 約11万円 |
| イオンファンタジー | 4343 | 3.5% | 約15万円 |
| 吉野家HD | 9861 | 1.1% | 約33万円 |
利回りだけで選んでも大丈夫ですか?
配当利回りが高い理由は2つあります。①業績好調で増配している場合と、②株価が急落して結果的に利回りが上がっている場合。②のパターンは「罠」なので、必ず業績予想と配当性向(配当÷純利益)をチェックしてください。配当性向が80%を超えている銘柄は減配リスクがあります。
- 30〜50%:健全。利益に余裕がある
- 50〜70%:やや高め。増配余地は限定的
- 70%超:要注意。業績悪化で減配の可能性
- 100%超:利益以上に配当を出している。維持は困難
株主優待も狙える銘柄
2月は配当だけでなく株主優待の権利が確定する銘柄もあります。
- 吉野家HD(9861):食事券(100株で2,000円分×年2回)
- イオンファンタジー(4343):施設利用券
- 北の達人(2930):自社製品(最低投資金額 約1.3万円と参入障壁が低い)
権利落ちのリスクと対策
権利落ち日に株価が下がる理由
権利付き最終日の翌日(権利落ち日)には、配当金相当分だけ株価が理論的に下落します。
配当が年間100円の株なら、権利落ち日に100円下がるということですか?
理論的にはそうです。ただし実際の市場では、地合い(相場全体の流れ)や個別材料によって上がることも下がることもあります。配当100円の株が権利落ち日に200円下がれば差し引きマイナスですし、50円しか下がらなければプラスです。
対策
- 長期保有前提:短期の権利落ちを気にせず、半年〜数年保有で配当を受け取り続ける
- 権利落ち後に買う:権利落ちで下がったタイミングを次回の買い場として狙う
- つなぎ売り:現物買い + 信用売りで株価変動リスクをヘッジ(手数料がかかる)
新NISAで配当金を非課税に
NISA口座で保有している株の配当金は非課税です。
通常は配当金に20.315%の税金がかかりますが、NISAなら全額手取りになります。
| 特定口座 | NISA口座 | |
|---|---|---|
| 配当金 100円 | 約80円(税引後) | 100円(非課税) |
| 年間配当 10万円 | 約8万円 | 10万円 |
NISA口座で配当金を非課税にするには、配当金の受け取り方法を「株式数比例配分方式」に設定する必要があります。「登録配当金受領口座方式」や「郵便振替方式」では非課税になりません。証券会社の設定画面で確認してください。
まとめ
- 2月末配当の権利付き最終日は2月25日(水)。この日までに買って保有すれば配当を受け取れる
- 高配当株はプリモグローバルHD(5.5%)、伊澤タオル(4.8%)、チヨダ(4.86%)が注目
- 配当利回りだけで判断しない。配当性向・業績予想を必ず確認
- 権利落ち日には配当分の株価下落リスクあり。長期保有前提なら気にしなくてOK
- NISA口座なら配当金は非課税。「株式数比例配分方式」の設定を忘れずに
※本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。
投資に関する最終決定は、ご自身の判断と責任において行ってください。
よくある質問
2026年2月は25日(水)が権利付き最終日です。この日の大引け(15:30)までに株を購入・保有していれば、2月末の配当金を受け取る権利が確定します。
はい、もらえます。ただし権利落ち日には配当金相当分の株価下落が起こりやすいため、短期では損失になるリスクがあります。
必ずしも安全ではありません。株価急落で利回りが高くなっている場合があります。配当性向(配当÷純利益)が80%以上の銘柄は減配リスクがあるため注意してください。
NISA口座で株を保有し、配当金の受け取り方法を「株式数比例配分方式」に設定する必要があります。他の受領方式では非課税になりません。