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高配当ETF比較|VYM・HDV・SPYDの違いと選び方
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高配当ETF比較|VYM・HDV・SPYDの違いと選び方

2026-01-04
2026-01-04 更新

米国高配当ETFのVYM・HDV・SPYDを徹底比較。配当利回り、構成銘柄、特徴の違いを解説。自分に合った高配当ETFを選びましょう。

「高配当ETFに投資したいけど、どれを選べばいい?」「VYM、HDV、SPYDの違いは?」

米国の高配当ETFは人気ですが、種類が多くて迷いますよね。

この記事では、代表的な3つの高配当ETF(VYM・HDV・SPYD)を比較し、選び方を解説します。

高配当ETFとは

高配当ETFは、配当利回りの高い株式を集めたETFです。

メリット:

  • 定期的に配当金がもらえる
  • 分散投資ができる
  • インカムゲイン(配当収入)が得られる

デメリット:

  • キャピタルゲイン(値上がり益)はS&P500に劣ることが多い
  • 配当金に税金がかかる
  • 米国ETFは為替リスクがある

3つの高配当ETFの基本情報

項目 VYM HDV SPYD
正式名称 Vanguard High Dividend Yield ETF iShares Core High Dividend ETF SPDR Portfolio S&P 500 High Dividend ETF
運用会社 バンガード ブラックロック ステート・ストリート
配当利回り 約2.8% 約3.5% 約4.5%
経費率 0.06% 0.08% 0.07%
銘柄数 約450 約75 80
配当頻度 年4回 年4回 年4回

※配当利回りは2025年12月時点の概算値。変動します。

VYM(バンガード高配当株式ETF)

特徴

VYMは、配当利回りが高い米国株約450銘柄に投資するETFです。

ポイント:

  • 銘柄数が多く分散が効いている
  • 配当利回りは3つの中で最も低め
  • 安定性と成長性のバランスが良い
  • 経費率が最も低い

構成セクター

  • 金融:約20%
  • ヘルスケア:約14%
  • 生活必需品:約13%
  • エネルギー:約10%
  • 資本財:約10%

主な構成銘柄

  • ジョンソン・エンド・ジョンソン
  • エクソンモービル
  • JPモルガン・チェース
  • プロクター・アンド・ギャンブル
  • ホーム・デポ
読者
読者

配当利回りが低めだとデメリットでは?

黒澤(投資アナリスト)
黒澤(投資アナリスト)

配当利回りは低めですが、その分株価の値上がりも期待できます。トータルリターン(配当+値上がり)で見ると、VYMは安定した成績を残しています。

HDV(iシェアーズ・コア高配当株ETF)

特徴

HDVは、財務健全性が高く配当を出している米国株約75銘柄に投資するETFです。

ポイント:

  • 財務健全性を重視した銘柄選定
  • エネルギー・ヘルスケアセクターが多い
  • VYMより配当利回りが高い
  • ディフェンシブな銘柄が多い

構成セクター

  • エネルギー:約25%
  • ヘルスケア:約20%
  • 通信:約15%
  • 生活必需品:約12%
  • 公益事業:約8%

主な構成銘柄

  • エクソンモービル
  • シェブロン
  • ジョンソン・エンド・ジョンソン
  • ベライゾン
  • アッヴィ

SPYD(SPDR S&P 500高配当株ETF)

特徴

SPYDは、S&P500の中から配当利回りの高い80銘柄に均等投資するETFです。

ポイント:

  • 配当利回りが3つの中で最も高い
  • 均等加重(各銘柄を均等に保有)
  • 不動産・金融セクターが多い
  • 値動きが大きい(ハイリスク・ハイリターン)

構成セクター

  • 不動産:約25%
  • 金融:約20%
  • 公益事業:約15%
  • エネルギー:約10%
  • 素材:約8%

主な構成銘柄

  • ヴィンスター・リゾーツ
  • アイアンマウンテン
  • サイモン・プロパティ・グループ
  • ヘインズブランズ
  • リンカーン・ナショナル
注意

SPYDは配当利回りが高い反面、株価の下落リスクも大きいです。コロナショック時は3つの中で最も大きく下落しました。

3つのETFの比較

リターン比較(過去5年)

ETF トータルリターン(年率) 配当利回り 値上がり
VYM 約10% 約2.8% 約7%
HDV 約8% 約3.5% 約4.5%
SPYD 約7% 約4.5% 約2.5%

※概算値。市況により変動します。

トータルリターンではVYMが優勢です。配当利回りだけでなく、株価の値上がりも含めて判断しましょう。

リスク比較

ETF 下落耐性 ボラティリティ 評価
VYM 高い 低い 安定志向向け
HDV 中程度 中程度 バランス型
SPYD 低い 高い 高リターン追求向け

どれを選ぶべきか

VYMがおすすめな人

  • 長期投資で安定したリターンを求める
  • トータルリターンを重視する
  • 分散投資をしっかりしたい
  • 初心者で高配当ETFを始めたい

HDVがおすすめな人

  • 財務健全な企業に投資したい
  • エネルギー・ヘルスケアセクターに期待
  • VYMより高い配当が欲しい
  • ディフェンシブな投資がしたい

SPYDがおすすめな人

  • とにかく高い配当利回りが欲しい
  • 不動産セクターに投資したい
  • リスクを取れる
  • 他のETFと組み合わせて使う
読者
読者

結局、どれが一番いいですか?

黒澤
黒澤

迷ったらVYMをおすすめします。銘柄数が多く分散が効いており、トータルリターンも優秀です。1本だけ選ぶならVYMが無難です。

組み合わせて持つ方法

3つのETFを組み合わせて持つことも可能です。

例1:安定重視

  • VYM 70% + HDV 30%

例2:バランス型

  • VYM 50% + HDV 30% + SPYD 20%

例3:高配当重視

  • VYM 40% + SPYD 40% + HDV 20%

ただし、管理が複雑になるので、1〜2本に絞る方がシンプルです。

購入方法

米国ETFは、SBI証券や楽天証券で購入できます。

注意点:

  • 外国株口座の開設が必要
  • ドル建てで購入(為替手数料がかかる)
  • 配当金は米国で10%、日本で20%の税金がかかる
  • 外国税額控除で一部取り戻せる

まとめ

高配当ETF(VYM・HDV・SPYD)を比較しました。

VYM:

  • 銘柄数多く分散◎
  • トータルリターン優秀
  • 迷ったらこれ

HDV:

  • 財務健全性重視
  • ディフェンシブ
  • バランス型

SPYD:

  • 配当利回り最高
  • リスクも高い
  • 上級者向け

自分のリスク許容度と投資目的に合ったETFを選びましょう。

よくある質問

Q
Q1. 日本の証券会社で買えますか?
A

はい、SBI証券や楽天証券など主要なネット証券で購入できます。外国株口座の開設が必要です。

Q
Q2. 配当金はどのくらいの頻度でもらえますか?
A

3つとも年4回(3月、6月、9月、12月頃)配当金が支払われます。

Q
Q3. NISAで買えますか?
A

成長投資枠で購入できます。NISA口座なら日本での配当課税(約20%)が非課税になりますが、米国での源泉徴収(10%)は引かれます。

Q
Q4. 為替リスクはどう考えればいいですか?
A

円安になれば資産価値が上がり、円高になれば下がります。長期投資なら為替変動は平均化されるので、あまり気にしすぎる必要はありません。