「株価が暴落している!どうしよう…」「このまま下がり続けたら…」
株式市場は定期的に暴落します。その時にどう行動するかで、長期的なリターンが大きく変わります。
この記事では、暴落時にやってはいけないことと、冷静に対処する方法を解説します。
暴落時にやってはいけない5つのこと
NG行動1:パニック売り
最もやってはいけないのがパニック売りです。
暴落時に慌てて売ると:
- 安値で売ることになる
- 回復時の上昇を逃す
- 損失が確定してしまう
でも、もっと下がるかもしれないですよね?
短期的にはさらに下がる可能性はあります。しかし、歴史的に株式市場は必ず回復しています。売って現金にしたら、回復の恩恵を受けられません。
NG行動2:毎日何度も資産額をチェック
暴落時に頻繁に資産額をチェックすると、精神的に消耗します。
問題点:
- 見るたびに資産が減って不安になる
- パニック売りの引き金になる
- 長期投資に悪影響
対策:月1回程度のチェックに留める
NG行動3:積立投資をやめる
暴落時こそ積立投資を続けるべきです。
やめてはいけない理由:
- 安く買えるチャンス
- ドルコスト平均法の効果が最大化
- 回復時に大きな利益に
暴落は安く買えるバーゲンセールです。積立を止めると、このチャンスを逃すことになります。
NG行動4:借金して買い増し
「安くなったから買い増そう」と借金してまで投資するのはNGです。
危険な理由:
- さらに下がる可能性がある
- 借金の返済負担がストレスに
- 最悪の場合、追加入金を迫られる
買い増しは余裕資金の範囲内で行いましょう。
NG行動5:SNSやニュースに振り回される
暴落時はネガティブなニュースであふれます。
よくある煽り:
- 「リーマンショック再来」
- 「世界経済崩壊」
- 「今すぐ売れ」
対策:ニュースを見る時間を減らし、冷静に判断する
でも情報を見ないのは不安です…
気持ちは分かります。ただ、短期的なニュースは長期投資には関係ありません。暴落時は意識的にニュースから距離を置くことが、冷静さを保つコツです。
暴落時にやるべきこと
やること1:何もしない
最も効果的な対処法は「何もしない」ことです。
積立設定をそのままにして、普段通りの生活を続けましょう。
やること2:投資の目的を思い出す
なぜ投資を始めたのか、目的を思い出しましょう。
- 老後資金のため(20年後)
- 子供の教育資金(15年後)
- セミリタイアのため(10年後)
短期的な値動きは、長期目標に影響しません。
やること3:過去の暴落と回復を確認
| 暴落 | 下落率 | 回復までの期間 |
|---|---|---|
| リーマンショック(2008年) | 約-50% | 約4年 |
| コロナショック(2020年) | 約-30% | 約5ヶ月 |
| ITバブル崩壊(2000年) | 約-50% | 約7年 |
どの暴落も、最終的には回復しています。
やること4:余裕があれば買い増し
余裕資金があれば、暴落は買い増しのチャンスです。
条件:
- 生活防衛資金は確保済み
- 借金ではない
- さらに下がっても問題ない金額
やること5:長期チャートを見る
日足チャートではなく、10年・20年の長期チャートを見ましょう。
長期で見ると、暴落は「小さな波」に見えます。
暴落に備える事前準備
準備1:生活防衛資金を確保
生活防衛資金があれば、暴落時でも生活に困りません。
目安:生活費の3〜6ヶ月分
準備2:リスク許容度を把握
自分がどこまでの損失に耐えられるか、事前に把握しておきましょう。
-30%の下落に耐えられないなら、株式比率を下げるべきです。
準備3:投資方針を書き出しておく
「暴落時も積立を続ける」「10年は売らない」など、投資方針を書き出しておきましょう。
暴落時に見返すと、冷静さを保てます。
準備4:分散投資を心がける
1つの銘柄・資産に集中せず、分散投資しておきましょう。
全世界株式のインデックスファンドなら、1本で世界中に分散できます。
暴落から学ぶこと
暴落は必ず起きる
株式投資において、暴落は避けられません。10年に1度は大きな暴落があります。
心構え:暴落は「いつ」ではなく「いつか必ず」起きる
暴落を経験すると強くなる
最初の暴落は精神的にきついですが、経験すると耐性がつきます。
2回目以降は「また来たか」と冷静に対処できるようになります。
長期投資家にとっては味方
長期で積立投資している人にとって、暴落は安く買えるチャンスです。
むしろ歓迎すべきイベントとも言えます。
まとめ
暴落時にやってはいけないことを解説しました。
やってはいけないこと:
- パニック売り
- 頻繁な資産チェック
- 積立投資をやめる
- 借金して買い増し
- ニュースに振り回される
やるべきこと:
- 何もしない(積立継続)
- 投資の目的を思い出す
- 過去の回復を確認
- 余裕があれば買い増し
暴落は一時的なものです。冷静さを保ち、長期投資を続けましょう。
よくある質問
まず売らないでください。歴史的に、株式市場は必ず回復しています。積立投資を続け、回復を待ちましょう。
余裕資金があれば買い増しは有効です。ただし、生活防衛資金は確保した上で、さらに下がっても問題ない金額に留めてください。
長期投資なら基本的に損切りは不要です。10年以上の投資期間があれば、一時的な下落は回復します。
ニュースや資産額のチェックを減らしましょう。暴落は一時的なもの。投資の目的と長期目標を思い出し、何もせず待つことが最善です。