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【2026-2027年】NISA・iDeCo改正まとめ|こどもNISA新設、iDeCo上限大幅増
NISA・iDeCo 節税・制度

【2026-2027年】NISA・iDeCo改正まとめ|こどもNISA新設、iDeCo上限大幅増

2026-01-13
2026-01-13 更新

2026年「こどもNISA」新設、2027年iDeCo上限が月6.2万円に大幅増。最新の制度改正と活用戦略を徹底解説。

「子どもの将来のために投資したい」
「iDeCoの上限が少なすぎる」

——こんな声に応える制度改正が、2026年から2027年にかけて実施されます。

2026年には「こどもNISA」が新設、2027年にはiDeCoの拠出上限が大幅に引き上げられます。この記事では、最新の改正内容と活用戦略を解説します。

2026年:こどもNISA新設

0〜17歳が対象

2024年に廃止されたジュニアNISAに代わり、「こどもNISA」が2026年から新設されます。

項目 内容
対象年齢 0〜17歳
年間投資枠 60万円
生涯投資枠 600万円
非課税期間 無期限
拠出者 親・祖父母も可
読者
読者

旧ジュニアNISAと何が違うんですか?

青山(独立系FP)
青山(独立系FP)

大きく2つ変わりました。まず生涯投資枠が600万円に拡大(旧は80万円×5年=400万円)。そして非課税期間が無期限になりました。18歳まで引き出し制限がある点は同じです。

活用のポイント

こどもNISAの活用例:

  • 教育資金の準備(大学進学時に引き出し)
  • 子どもへの資産移転(贈与税対策)
  • 複利効果を最大化(長期運用)
贈与税の扱い

親や祖父母からの拠出は贈与となりますが、年間110万円の基礎控除内であれば贈与税はかかりません。こどもNISAの年間枠60万円は基礎控除内に収まります。

2026年4月:iDeCoルール変更

マッチング拠出の制限撤廃

2026年4月から、企業型DCとiDeCoの併用ルールが変更されます。

読者
読者

マッチング拠出って何ですか?

青山
青山

会社が出す掛金(事業主拠出)に、従業員が自分で追加できる制度です。これまでは事業主拠出を超える金額は出せなかったのですが、2026年4月からこの制限が撤廃されます。

2027年1月:iDeCo上限大幅引き上げ

会社員は月6.2万円に

2027年1月から、iDeCoの拠出上限が大幅に引き上げられます。

加入者区分 現行 2027年1月〜
会社員(企業年金なし) 2.3万円 6.2万円
会社員(企業年金あり) 1.2〜2万円 +0.7万円
自営業 6.8万円 7.5万円
読者
読者

月2.3万円が6.2万円に?すごい増え方ですね!

青山
青山

はい、約2.7倍の増額です。年間では27.6万円から74.4万円に。節税効果も大幅に増えますね。ただし、60歳まで引き出せない点は変わらないので、無理のない範囲で。

加入年齢も65歳→70歳に

iDeCoに加入できる上限年齢も、65歳未満から70歳未満に引き上げられます。

退職所得控除の計算変更

2026年1月から、退職所得控除の計算方法が変更されます。iDeCoと退職金を同時に受け取る場合の税計算に影響するため、受取方法は専門家に相談することをお勧めします。

新制度の活用戦略

世帯全体で最適化

手順 NISA・iDeCo最大活用の4ステップ
1
1. 夫婦でNISA枠をフル活用

夫婦それぞれ年間360万円、合計720万円の非課税枠を活用。まずは新NISAの枠を優先的に埋めます。

2
2. こどもNISAで子どもの資産形成

子ども1人につき年間60万円。教育資金の一部をこどもNISAで準備。

3
3. iDeCoで節税しながら老後資金

NISAの枠を使い切ったら、iDeCoで追加投資。所得控除で節税しながら老後資金を準備。

4
4. 課税口座で追加投資

非課税枠を使い切っても余裕があれば、課税口座(特定口座)で投資。

優先順位の考え方

優先度 制度 理由
1位 新NISA 引き出し自由、非課税
2位 こどもNISA 子どもの将来資金
3位 iDeCo 節税効果大、60歳まで拘束
4位 特定口座 非課税枠を超えた場合

まとめ

2026-2027年のNISA・iDeCo改正をまとめます。

2026年の改正:

  • こどもNISA新設(年間60万円、生涯600万円)
  • iDeCoマッチング拠出の制限撤廃(4月)

2027年の改正:

  • iDeCo上限引き上げ(会社員: 月2.3万→6.2万円)
  • iDeCo加入年齢上限: 65歳→70歳

活用のポイント:

  • 新NISA → こどもNISA → iDeCoの順で優先
  • 世帯全体で非課税枠を最大化
  • 無理のない範囲でコツコツ継続

制度を知っているかどうかで、将来の資産に大きな差が出ます。新制度をフル活用して、賢く資産形成を進めましょう。


※本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。
投資に関する最終決定は、ご自身の判断と責任において行ってください。

よくある質問

Q
こどもNISAの年間投資枠はいくらですか?
A

年間60万円、生涯投資枠は600万円です。0〜17歳が対象で、親や祖父母からの拠出も可能です。

Q
iDeCoの上限はいつからいくらに変わりますか?
A

2027年1月から変更されます。会社員(企業年金なし)は月2.3万円から6.2万円に、約2.7倍に増額されます。

Q
新NISAとiDeCo、どちらを優先すべきですか?
A

一般的には新NISAを優先することをお勧めします。いつでも引き出せる柔軟性があるためです。iDeCoは節税効果が大きいですが、60歳まで引き出せない制約があります。

Q
こどもNISAは贈与税がかかりますか?
A

年間110万円の贈与税基礎控除内であれば、贈与税はかかりません。こどもNISAの年間枠60万円は基礎控除内に収まります。