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2026年の米国株展望|S&P500・NASDAQの見通しと投資戦略
経済・マーケット 株式投資

2026年の米国株展望|S&P500・NASDAQの見通しと投資戦略

2026-01-04
2026-01-04 更新

2026年の米国株はどうなる?S&P500、NASDAQの見通し、注目セクター、投資戦略を解説。新NISAでの米国株投資を検討中の方も必見です。

「米国株は2026年も上がるの?」「今から買っても遅くない?」

2025年もS&P500は過去最高値を更新しましたが、2026年はどのような展開になるのでしょうか。

この記事では、米国株市場の見通しと投資戦略について解説します。

2025年の振り返り

まず、2025年の米国株市場を振り返りましょう。

2025年の主なポイント:

  • S&P500は年間で約15%上昇
  • NASDAQは約20%上昇、AI銘柄が牽引
  • FRBが利下げサイクルに入った
  • マグニフィセント7(GAFAM+テスラ+エヌビディア)が相場を主導
  • インフレは鈍化傾向
読者
読者

2025年も米国株は強かったですね。まだ上がりますか?

黒澤(投資アナリスト)
黒澤(投資アナリスト)

2026年も緩やかな上昇が予想されますが、2025年ほどのペースは難しいかもしれません。AI関連は引き続き好調ですが、バリュエーション(株価評価)が高くなっているため、調整リスクにも注意が必要です。

2026年のS&P500見通し

市場予想

主要金融機関による2026年末のS&P500予想をまとめます。

機関 2026年末予想 上昇率
ゴールドマン・サックス 6,500 +8%
JPモルガン 6,400 +6%
モルガン・スタンレー 6,200 +3%
バンク・オブ・アメリカ 6,600 +10%

※2026年1月時点の予想。S&P500が約6,000として計算

補足

市場予想はあくまで参考値です。実際の相場は経済情勢、金融政策、地政学リスクなどで大きく変動します。

上昇シナリオ

ポジティブ要因:

  • FRBの利下げ継続で金融環境が緩和
  • AI投資が企業収益を押し上げ
  • 消費が堅調を維持
  • 労働市場が安定

下落シナリオ

ネガティブ要因:

  • インフレ再燃でFRBが利下げを停止
  • 景気後退(リセッション)入り
  • 地政学リスクの顕在化
  • AI期待の剥落

FRBの金融政策

2026年の利下げ見通し

FRBは2025年に利下げを開始しました。2026年も緩やかな利下げが続く見通しです。

時期 政策金利(予想)
2026年1月 4.25%前後
2026年6月 3.75%前後
2026年12月 3.25%前後
読者
読者

利下げは株価にプラスなんですよね?

黒澤
黒澤

一般的にはそうです。ただし、利下げの理由が重要です。インフレ鈍化による利下げはプラスですが、景気悪化による利下げはむしろ株価にマイナスになることがあります。

2026年の注目セクター

AI・テクノロジー

引き続き最も注目されるセクターです。

注目ポイント:

  • エヌビディア、AMD(半導体)
  • マイクロソフト、グーグル(AIプラットフォーム)
  • AI関連のソフトウェア企業
  • データセンター関連

ヘルスケア

AIを活用した創薬、遠隔医療などが成長分野として注目されています。

注目ポイント:

  • 大手製薬会社
  • バイオテクノロジー
  • 医療機器メーカー

金融

FRBの利下げペース次第ですが、経済がソフトランディングすれば金融セクターも堅調です。

エネルギー

原油価格次第ですが、地政学リスクを背景にエネルギーセクターも注目です。

2026年のリスク要因

インフレ再燃

インフレが再び加速すれば、FRBは利下げを停止・利上げに転じる可能性があります。

景気後退(リセッション)

消費の減速や失業率の上昇が続けば、景気後退リスクが高まります。

バリュエーションの高さ

S&P500のPER(株価収益率)は歴史的に高い水準にあります。調整局面では下落幅が大きくなる可能性があります。

注意

「米国株は常に上がる」と考えるのは危険です。2000年のITバブル崩壊、2008年のリーマンショックでは大きく下落しました。長期投資の姿勢が重要です。

地政学リスク

米中関係、中東情勢、ウクライナ情勢など、地政学リスクは引き続き注視が必要です。

2026年の投資戦略

戦略1:インデックス投資の継続

S&P500や全米株式インデックスへの積立投資は、2026年も有効な戦略です。相場の変動に左右されず、長期で資産を増やしましょう。

戦略2:セクター分散

テクノロジー一辺倒ではなく、ヘルスケア、金融、生活必需品など複数のセクターに分散投資しましょう。

戦略3:高配当ETFの活用

成長株だけでなく、VYM、HDV、SPYDなどの高配当ETFも組み入れると、安定したインカム収入が期待できます。

戦略4:ドルコスト平均法

一括投資ではなく、毎月定額で積み立てることで、価格変動リスクを分散できます。

読者
読者

新NISAで米国株に投資するのはどうですか?

黒澤
黒澤

おすすめです!新NISAのつみたて投資枠でS&P500連動の投資信託、成長投資枠で個別株やETFを購入できます。非課税のメリットを活かして、長期投資を続けてください。

為替リスクについて

米国株投資では為替リスクも考慮が必要です。

  • 円高(例:150円→130円)になると、株価が上がっても円ベースのリターンは目減り
  • 円安になると、為替差益も得られる
  • 長期投資では為替変動は平準化される傾向
ポイント

為替を予測するのは困難です。為替ヘッジなしの投資信託で長期積立するのが、多くの投資家にとって合理的な選択です。

まとめ

2026年の米国株市場の展望をまとめます。

ポイント:

  • S&P500は緩やかな上昇を予想(年+5〜10%程度)
  • AI・テクノロジーセクターは引き続き注目
  • FRBの利下げ継続が株価を下支え
  • バリュエーションが高く、調整リスクにも注意
  • インデックス積立と分散投資が基本戦略

2026年も長期目線での投資を心がけ、焦らずコツコツ積み立てていきましょう。

よくある質問

Q
Q1. 2026年のS&P500はいくらになりますか?
A

主要金融機関の予想中央値は6,300〜6,500程度で、年間+5〜10%程度の上昇が見込まれています。ただし、経済情勢次第で大きく変動する可能性があります。

Q
Q2. 今から米国株を買っても遅くないですか?
A

長期投資であれば、タイミングを気にしすぎる必要はありません。積立投資でドルコスト平均法を活用すれば、価格変動リスクを分散できます。

Q
Q3. 円高になったら米国株投資は損しますか?
A

円高になると、株価が上がっても円ベースのリターンは目減りします。ただし、長期投資では為替変動は平準化される傾向があります。

Q
Q4. S&P500とNASDAQ100、どちらがおすすめですか?
A

S&P500は分散が効いており安定性重視、NASDAQ100はテクノロジー中心で成長性重視です。迷ったらS&P500が無難です。両方に投資するのも一つの方法です。