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会社員が海外物件オーナーになる注意点|副業規定・確定申告・時間管理
投資戦略 初心者向け

会社員が海外物件オーナーになる注意点|副業規定・確定申告・時間管理

2026-01-06
2026-01-06 更新

会社員でも海外不動産投資はできる?副業規定との関係、確定申告の方法、限られた時間での物件管理のコツを解説します。

「会社員でも海外不動産投資ってできるの?」

——本業を持ちながら海外不動産投資を始めたい。でも、副業規定や時間の制約が気になる方も多いでしょう。

この記事では、会社員が海外不動産オーナーになる際の注意点と対策を解説します。

副業規定との関係

不動産投資は「副業」か?

結論から言えば、不動産投資は一般的に「副業」とはみなされないことが多いです。

理由:

  • 不労所得(資産運用)の一形態
  • 就業時間外に行う
  • 会社の業務と競合しない
読者
読者

会社に届け出は必要ですか?

田中(専門家)
田中(専門家)

会社の就業規則によります。多くの企業では、不動産投資程度であれば届出不要ですが、念のため確認することをおすすめします。特に金融機関や公務員は規制が厳しいことがあります。

確認すべきポイント

就業規則を確認:

  • 副業・兼業の禁止条項
  • 届出が必要な場合の条件
  • 競業避止義務の範囲
公務員の場合

公務員は副業が原則禁止されていますが、不動産投資は「自営」に該当し、一定規模以下であれば許可なく行えることが多いです。ただし、規模が大きい場合は許可が必要な場合があります。

確定申告の方法

海外不動産所得の申告

海外不動産から得られる賃料収入は、日本で確定申告が必要です。

所得の分類:不動産所得

申告期限:毎年2月16日〜3月15日

所得の計算

項目 内容
収入 賃料収入(円換算)
経費 管理費、修繕費、減価償却費、税理士報酬など
所得 収入 − 経費
読者
読者

為替レートはどう計算するんですか?

田中
田中

原則として、収入を受け取った日のTTM(仲値)レートで円換算します。継続適用を条件に、他のレート(TTBなど)を使うこともできます。

外国税額控除

現地で税金を支払っている場合、日本の税金から控除できます。

外国税額控除の仕組み:

  1. 現地で源泉徴収された税金
  2. 日本の確定申告で外国税額控除を申請
  3. 日本の所得税から控除

会社にバレる?

確定申告をすると、住民税の金額が変わるため、会社に知られる可能性があります。

対策:

  • 確定申告書の「住民税の納付方法」で「自分で納付」を選択
  • 不動産所得分の住民税は自分で納付
完全に隠すのは難しい

住民税の納付方法を「自分で納付」にしても、自治体によっては給与からの天引きになることがあります。気になる場合は、事前に勤務先に相談することをおすすめします。

時間管理のコツ

会社員でも管理できる理由

海外不動産投資は、意外と時間がかかりません。

日常的にやること:

  • 入金確認(月1回程度)
  • 管理会社からの報告確認
  • 年1回の確定申告
読者
読者

思ったより手間がかからないんですね。

田中
田中

はい。現地の管理会社に任せれば、日常的な作業はほとんどありません。物件の視察も年1〜2回程度で十分です。

管理会社の活用

会社員投資家にとって、管理会社の存在は必須です。

管理会社に任せられること:

  • テナント募集・契約
  • 賃料の徴収・送金
  • クレーム対応
  • 修繕の手配
  • 定期点検

時差を活かす

東南アジアの場合、日本との時差は1〜2時間程度。日本の夜に現地と連絡を取ることができます。

コミュニケーション手段:

  • LINE(タイ、ベトナムで主流)
  • WhatsApp
  • メール

物件選びのポイント

会社員に向いている物件

おすすめの物件タイプ:

  • コンドミニアム(管理が楽)
  • 完成済み物件(プレビルドは管理が大変)
  • 単身者向け(テナント入れ替えが楽)

避けた方がいい物件:

  • 一戸建て(管理が複雑)
  • プレビルド(建設中の管理が大変)
  • 商業物件(専門知識が必要)
読者
読者

プレビルドは避けた方がいいですか?

田中
田中

初めての方には避けることをおすすめします。建設中の進捗確認、問題発生時の対応など、手間がかかります。経験を積んでからチャレンジしましょう。

信頼できるパートナーの確保

会社員投資家にとって、現地の信頼できるパートナーは必須です。

確保すべきパートナー:

  • 不動産会社(日系がベスト)
  • 管理会社
  • 税理士(日本の申告用)

投資のステップ

会社員向けのステップ

手順 会社員が海外不動産投資を始めるステップ
1
情報収集(1〜3ヶ月)

本やWebで基礎知識を学び、投資先の国を絞り込みます。

2
現地視察(1〜2回)

実際に現地を訪れ、街の雰囲気や物件を確認します。有給休暇を活用しましょう。

3
物件購入

信頼できる不動産会社を通じて物件を購入します。手続きの多くはリモートで可能です。

4
管理会社と契約

現地の管理会社と契約し、テナント募集を開始します。

5
運用開始

賃料が入金されたら、管理会社に任せつつ、定期的に状況を確認します。

まとめ

会社員が海外不動産オーナーになる際の注意点をまとめます。

副業規定:

  • 不動産投資は一般的に「副業」とはみなされない
  • 念のため就業規則を確認
  • 公務員は規模に注意

確定申告:

  • 海外不動産所得は確定申告が必要
  • 外国税額控除を活用
  • 住民税の納付方法に注意

時間管理:

  • 管理会社に任せれば日常の手間は少ない
  • 完成済みコンドミニアムがおすすめ
  • 信頼できるパートナーの確保が重要

会社員でも、工夫すれば海外不動産投資は十分に可能です。


※本記事は情報提供を目的としており、特定の投資を推奨するものではありません。
副業規定や税務の詳細は、勤務先や税理士にご確認ください。

よくある質問

Q
会社に海外不動産投資がバレることはありますか?
A

確定申告により住民税が増えるため、バレる可能性はあります。確定申告書で「自分で納付」を選択することで、リスクを軽減できます。

Q
会社員でも管理できますか?
A

管理会社に任せれば十分に管理できます。日常的な作業は入金確認程度で、年に数回の報告確認と、年1回の確定申告で済みます。

Q
確定申告は自分でできますか?
A

海外不動産の場合は税理士に依頼することをおすすめします。外国税額控除や為替換算など、専門的な知識が必要になるためです。

Q
どんな物件が会社員向きですか?
A

完成済みのコンドミニアムがおすすめです。管理が楽で、プレビルドのような建設中のリスクもありません。

Tags

会社員 副業 確定申告 時間管理 初心者
田中 この記事の筆者

田中

WORLD PROPERTY

大手不動産会社で10年勤務後、海外不動産投資のコンサルタントとして独立。東南アジアを中心に50件以上の投資サポート実績。

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