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スペイン不動産投資ガイド|ゴールデンビザ終了後の市場動向【2025年版】
ヨーロッパ 初心者向け

スペイン不動産投資ガイド|ゴールデンビザ終了後の市場動向【2025年版】

2025-12-30
2026-01-01 更新

スペイン不動産投資を2025年最新データで解説。全国平均€2,153/㎡、ゴールデンビザ終了、マドリード・バルセロナ・コスタデルソルを紹介。

「スペインのゴールデンビザ、終わっちゃったんですよね?」

2025年4月、スペインは不動産投資による居住権取得制度(ゴールデンビザ)を廃止しました。これでスペイン投資の魅力は終わり?

いいえ、そうではありません。ゴールデンビザ経由の購入は全体取引のわずか2〜3%。市場への影響は限定的で、価格上昇は継続しています。2025年も+6%の成長が予測されており、純粋な投資先としての魅力は健在です。

この記事では、ゴールデンビザ終了後のスペイン不動産市場を解説します。

ゴールデンビザ終了後も価格は上昇

「ゴールデンビザがなくなったのに、価格は上がってるの?」——これは多くの投資家が疑問に思うポイントです。

答えは「はい」。ゴールデンビザ目的の購入者は全体の2〜3%程度でした。スペイン不動産の需要の大部分は、国内の実需や他のEU諸国からの移住者、純粋な投資目的の購入者です。そのため、制度終了後も価格は上昇を続けています。

2025年のデータでは、全国平均価格は€2,153/㎡(約35万円/㎡)。前年比で+6〜15%のエリアが多く、特にマドリードは+38%という例外的な急騰を記録しました。

都市 平均価格 利回り 特徴
マドリード €6,021/㎡ 4〜6% +38%急騰
バルセロナ €2,981/㎡ 5〜7.9% 外国人45%
バレンシア €2,200/㎡ 最大7.9% コスパ最強
コスタデルソル €2,500〜5,000/㎡ 5〜7% リゾート
ゴールデンビザ終了の影響

2025年4月3日に不動産オプションは終了しました。終了したのは「不動産投資による居住権取得」のみ。外国人の不動産購入自体は引き続き可能で、純粋な投資・居住目的での購入は制限されていません。CaixaBankの調査では市場への影響は「限定的」と予測されています。

主要投資エリア

マドリード:首都の経済力

マドリードは+38%という異常な急騰を記録しました。コロナ禍後の反動と、首都への人口集中が重なった結果です。サラマンカ地区は€9,417/㎡と最高級ですが、郊外エリアでも€2,300〜3,500/㎡と手頃な選択肢があります。

マドリードの魅力はITP(取得税)6%でスペイン最安水準という点。カタルーニャ州(バルセロナ)の10%と比べると、€500,000の物件で€20,000の差になります。

バルセロナ:利回りは高いが規制も厳しい

外国人比率約45%とスペインで最も国際的な都市。利回りは5〜7.9%と高めですが、短期賃貸規制には要注意です。観光ライセンス(Licencia Turística)が必須で、中心部での新規ライセンス取得は事実上不可能。違反すると最大€60,000の罰金で、2028年にはライセンス全廃の計画もあります。Airbnb運用を考えているなら、バルセロナは避けた方がいいかもしれません。

バレンシア:コスパ最強の穴場

マドリード・バルセロナの半額以下で、利回り最大7.9%。成長率+15%以上でスペイン最高水準です。デジタルノマドに人気で、短期賃貸規制も比較的緩やか。コスパ重視の投資家には最もおすすめのエリアです。

コスタデルソル:リゾート投資なら

年間320日以上の晴天、70以上のゴルフコース。マルベーリャを中心とした高級リゾート地です。外国人比率は50%以上で、短期賃貸利回りは6〜8%。「自分で使いながら、使わない期間は貸す」ハイブリッド運用に向いています。

読者
読者

コスパが良くて、利回りも高いエリアはどこですか?

田中(海外不動産アドバイザー)
田中(海外不動産アドバイザー)

バレンシアです。マドリード・バルセロナの半額以下で、利回り最大7.9%。成長率+15%以上でスペイン最高水準。デジタルノマドに人気で、短期賃貸規制も比較的緩やかです。

購入コスト:州で4%以上の差

スペインの購入コストは州によって大きく異なります。同じ物件でも、買う場所で数百万円の差が出ることも。

マドリード州はITP(中古取得税)6%、IVA(新築VAT)10%、AJD(印紙税)0.75%で、合計(中古)約8〜10%。カタルーニャ州はITP10%、IVA10%、AJD1.5%で、合計(中古)約13〜15%。アンダルシア州はITP7%、IVA10%、AJD1.2%で、合計(中古)約10〜12%です。

州の自治権が強いため、税率がバラバラです。マドリードは意図的に低税率政策を取っていて、投資家を呼び込んでいます。バルセロナ(カタルーニャ州)は最も高い水準です。その他、ノタリオ€300〜1,000、登記€300〜800、弁護士1〜2%もかかります。

居住権が欲しいなら代替オプション

ゴールデンビザ終了後も、スペインに住む方法はあります。デジタルノマドビザ(2023年導入)は月収約€2,763以上のリモートワーカーが対象で、最大5年、家族帯同可能。非営利ビザは月約€2,500の不労所得があれば取得可能ですが、就労は不可でリタイアメント層向けです。

読者
読者

結局、スペインは買いですか?

田中
田中

目的によります。居住権目的なら、ポルトガルやギリシャなど他の選択肢を検討すべきです。純粋な投資目的なら、バレンシアやコスタデルソルは魅力的。マドリードは既に高騰しているので、これからの上昇余地は限られるかもしれません。

読者
読者

ゴールデンビザが終了しても投資価値はありますか?

田中
田中

はい、投資価値はあります。ゴールデンビザ経由の購入は全体取引の2〜3%程度でした。スペイン不動産は、価格上昇継続(+6%予測)、高い賃貸利回り(バレンシア最大7.9%)、純粋な居住・投資需要の強さという魅力を維持しています。

まとめ

スペインはゴールデンビザ終了後も、魅力的な投資先を維持しています。

  • 全国平均価格**€2,153/㎡**
  • 価格上昇**+6%**(2025年予測)
  • ゴールデンビザは2025年4月終了、外国人購入は可能
  • マドリード**€6,021/㎡**(+38%)
  • バレンシア**€2,200/㎡、利回り最大7.9%**でコスパ最強
  • 購入コスト約10〜15%(州別)
  • デジタルノマドビザが居住の代替オプション

純粋な投資として検討する価値がある市場です。

よくある質問

Q
ゴールデンビザ終了後も外国人は不動産を購入できますか?
A

はい、購入できます。廃止されたのは「不動産投資による居住権取得」オプションのみです。外国人の不動産購入自体に制限はなく、純粋な投資やセカンドホームとしての購入は引き続き可能です。購入コストは州によって10〜15%程度です。

Q
スペインで高利回りを狙うならどのエリアがおすすめですか?
A

バレンシアがおすすめです。マドリード・バルセロナの半額以下の€2,200/㎡で、利回り最大7.9%。成長率+15%以上でスペイン最高水準です。デジタルノマドに人気で、短期賃貸規制も比較的緩やか。コスパ重視の投資家に最適です。

Q
バルセロナの短期賃貸規制はどうなっていますか?
A

非常に厳しいです。観光ライセンス(Licencia Turística)が必須で、中心部での新規ライセンス取得は事実上不可能。違反すると最大€60,000の罰金が課されます。2028年にはライセンス全廃の計画もあります。Airbnb運用を考えているなら、バルセロナは避け、規制が緩やかなバレンシアやコスタデルソルを検討してください。

Q
スペインで居住権を取得する方法はありますか?
A

ゴールデンビザ終了後も代替オプションがあります。デジタルノマドビザ(2023年導入)は月収約€2,763以上のリモートワーカーが対象で、最大5年、家族帯同可能。非営利ビザは月約€2,500の不労所得があれば取得可能ですが、就労は不可でリタイアメント層向けです。


※本記事は情報提供を目的としており、特定の不動産物件の購入を推奨するものではありません。
スペイン不動産投資には税金・法規制があります。投資前に必ず現地の弁護士に相談してください。

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スペイン ゴールデンビザ マドリード バルセロナ 外国人投資
田中 この記事の筆者

田中

WORLD PROPERTY

大手不動産会社で10年勤務後、海外不動産投資のコンサルタントとして独立。東南アジアを中心に50件以上の投資サポート実績。

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